ホーム » マーケットニュース » NY株式サマリー(2日)=ダウ322ドル高と続伸 S&P500とナスダックは3日ぶりに反発

NY株式サマリー(2日)=ダウ322ドル高と続伸 S&P500とナスダックは3日ぶりに反発

市場概況
◆ダウ平均:38225.66 +322.37 +0.85%
◆S&P500:5064.20 +45.81 +0.91%
◆NASDAQ:15840.96 +235.48 +1.51%

 2日のNY株式相場は上昇。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)でパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が利上げの可能性を否定したことが好感される中、好決算を発表したクアルコムが9.74%高となり半導体株の上昇をけん引した。赤字が予想を下回ったモデルナも12.68%高と急伸した。ダウ平均は上昇してスタート後、一時小幅にマイナス圏に下落したものの、終盤に392ドル高まで上昇し、322.37ドル高(+0.85%)と2日続伸して終了。S&P500とナスダック総合もそれぞれ0.91%高、1.51%高で終了し、ともに3日ぶりに反発した。S&P500の11セクターは素材とヘルスケアを除く9セクターが上昇。IT、一般消費財、不動産、コミュニケーションが1%超上昇した。

 経済指標は新規失業保険申請件数が20.8万件と予想の21.2万件を下回る強い結果となり、1-3月期単位労働コスト速報値も+4.7%と予想の+3.3%を上回った。総じて強い経済指標を受けて米10年債利回りは前日の4.59%台から一時4.65%台まで上昇したが、前日のFOMCやパウエルFRB議長発言が警戒されたほどタカ派的でなかったことなどで4.58%台と小幅に低下して終了した。

 引け後に決算を発表したアップルは時間外で6%超上昇。iPhone販売が減少したものの、1100億ドルの巨額自社株買いが好感された。


OANDA CFD

Provided by
DZH Finacial Research

「投資を面白く、投資家を笑顔に」をスローガンに、株式や為替など様々な金融マーケットの情報を提供。 豊富な経験を持つエキスパートが多数在籍し、スピーディー且つオリジナルな視点からの情報をOANDA Labに配信しています。
会社名:株式会社DZHフィナンシャルリサーチ
所在地:東京都中央区明石町8番1号 聖路加タワー32階
商号等:【金融商品取引業者】投資助言業/【登録番号】関東財務局長(金商)907号


本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
一覧へ戻る