東京外国為替市場概況・10時 ドル円 伸び悩む

市場概況
 7日の東京外国為替市場でドル円は伸び悩む。10時時点では153.94円とニューヨーク市場の終値(153.92円)と比べて2銭程度のドル高水準だった。連休明けの東京市場では円売りが先行し9時過ぎには154.29円まで上値を伸ばしたが、上昇が一服すると154円割れに押し戻されるなど伸び悩んだ。神田財務官の「過度な変動や無秩序な動きあれば政府が適切な対応」「為替相場はファンダメンタルズに沿って安定推移が重要」などの発言が伝わったが反応は限られた。

 ユーロ円は上昇一服。10時時点では165.87円とニューヨーク市場の終値(165.74円)と比べて13銭程度のユーロ高水準だった。円売りが先行するなか、連休明けの日経平均の大幅反発も下支えに一時166.13円まで上値を伸ばしたが、ドル円同様に上昇が一服すると165円後半に押し戻された。

 ユーロドルは10時時点では1.0775ドルとニューヨーク市場の終値(1.0769ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ高水準だった。時間外の米10年債利回りの動きも鈍く手がかりが乏しいなか、値動きは限定ながら1.0777ドルまでじり高と底堅い動き。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:153.86円-154.29円 
ユーロドル:1.0766ドル-1.0777ドル 
ユーロ円:165.67円-166.13円

(金)


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