東京外国為替市場概況・12時 ドル円 堅調

市場概況
 7日の東京外国為替市場でドル円は堅調。12時時点では154.54円とニューヨーク市場の終値(153.92円)と比べて62銭程度のドル高水準だった。10時前に154円割れへ失速したものの「実需の買いが入った」との声も聞かれ反発。底堅さを確認してドル買い・円売りが優位に進み、154.59円まで上昇した。

 ユーロ円も円安推移。12時時点では166.34円とニューヨーク市場の終値(165.74円)と比べて60銭程度のユーロ高水準だった。ドル円上昇を受けた円売り地合いのなか、日経平均株価のプラス維持や、安寄りした上海株が一時プラスへ転じた動きも支援となったようで、166.39円までユーロ高・円安推移となった。

 ユーロドルは弱含み。12時時点では1.0764ドルとニューヨーク市場の終値(1.0769ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準だった。対円でのドル堅調が重しに。ユーロ円の上昇に追随できず、1.0761ドルまでユーロ安・ドル高となった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:153.86円-154.59円 
ユーロドル:1.0761ドル-1.0777ドル 
ユーロ円:165.67円-166.39円

(関口)


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