東京外国為替市場概況・15時 ドル円、上昇一服

市場概況
 7日午後の東京外国為替市場でドル円は上昇が一服。15時時点では154.54円と12時時点(154.54円)とほぼ同水準だった。午前中からのドル買いの流れが続いて一時154.65円まで上値を伸ばした。もっとも、時間外の米10年債利回りが一時4.467%付近まで低下した場面では154.40円台で上値を切り下げた。

 ユーロドルは戻りが鈍い。15時時点では1.0758ドルと12時時点(1.0764ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ安水準だった。ポジション調整の売りで上値重く推移し、3月独製造業新規受注の下振れも重しに1.0755ドルまで下値を広げた。
 
 ユーロ円は小幅安。15時時点では166.24円と12時時点(166.34円)と比べて10銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の上昇に連れて、一時166.48円まで上値を伸ばした。一巡後は持ち高調整の売りに押された。

 豪ドル/ドルは0.6587ドルまで下値を広げた。豪準備銀行(RBA)は予想通りに政策金利4.35%の据え置きを決定した。声明文が警戒されたほどタカ派ではなかったことで売り戻しが優勢となった。豪ドル円も102.47円の高値から101.79円付近まで水準を切り下げた。
 なお、ブロックRBA総裁は「金利はインフレ率を目標に戻す上で適切と考える」「インフレリスクを警戒する必要」などと述べた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:153.86円-154.65円 
ユーロドル:1.0755ドル-1.0777ドル 
ユーロ円:165.67円-166.48円

(山下)


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