NY株式サマリー(7日)=ダウ31ドル高と5日続伸 12月以来の長期連騰

市場概況
◆ダウ平均: 38884.26 +31.99 +0.08%
◆S&P500: 5187.7 +6.96 +0.13%
◆NASDAQ: 16332.555 -16.69 -0.10%

 7日のNY株式相場は高安まちまち。テスラや半導体株が下落したものの、利下げ期待を背景に米10年債利回りの低下が支援となった。ダウ平均は31.99ドル高(+0.08%)と小幅ながら5営業日続伸。昨年12月の9連騰以来の連騰を記録した。S&P500も0.13%高と小幅に4営業日続伸となった一方、ハイテク株主体のナスダック総合は0.10%安と4営業日ぶりの小幅反落となった。S&P500の11セクターは素材、公益、生活必需品、不動産、ヘルスケアなど8セクターが上昇し、一般消費財、IT、エネルギーの3セクターが下落した。米10年債利回りは前日の4.48%から4.46%に低下。先週発表された4月雇用統計が弱い結果となったことで年内の利下げ期待が続いた。

 ダウ平均採用銘柄はメルクが2.20%高となったほか、ダウ・インク、ビザ、ユナイテッドヘルス、ウォルマートが1%超上昇した一方、ウォルト・ディズニーが9.51%安となり1銘柄でダウ平均を約73ドル押し下げた。売上高が予想をわずかに下回り、ダイレクト・トゥー・コンシューマー・エンターテインメント部門の赤字見通しが嫌気された。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は0.741%安と4日ぶりに反落。著名投資家で資産家のスタン・ドラッケンミラー氏がAI関連株は買われ過ぎだとしてエヌビディアを3月下旬に売却したことが嫌気された。エヌビディアは1.72%安と4日ぶりに反落し、マイクロソフトも1.02%下落した。


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