日経平均サマリー(8日午前)

市場概況
日経平均は大幅反落 下げ幅を500円超に広げる

 8日の日経平均は大幅反落。前引けは531円安の38303円。小動きの米国株を受けても、寄り付きから3桁の下落。前日大幅高の反動が強めに出た格好となり、開始早々に下げ幅を300円超に広げた。いったんは38500円近辺で踏みとどまったものの、同水準を下回ると売りが加速。11時過ぎには500円を超える下落となった。38200円台に突入する場面もあり、安値圏で前場を終えている。

 東証プライムの売買代金は概算で2兆0500億円。業種別では全業種が下落しており、サービス、ゴム製品、化学などが弱いながらも値を保っている。一方、その他製品、保険、電気機器などが大幅に下落している。3Q累計が大幅な増益となったチャーム・ケア・コーポレーション<6062.T>が急騰。半面、今期の見通しが市場の期待に届かなかったリコー<7752.T>が急落している。


日経平均
 38303.39 -531.71
先物
 38240 -640
TOPIX
 2712.70 -33.52


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