NYマーケットダイジェスト・8日 株まちまち・金利上昇・円安

スポット
(8日終値)
ドル・円相場:1ドル=155.53円(前営業日比△0.84円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=167.19円(△0.82円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0748ドル(▲0.0007ドル)
ダウ工業株30種平均:39056.39ドル(△172.13ドル)
ナスダック総合株価指数:16302.76(▲29.80)
10年物米国債利回り:4.49%(△0.03%)
WTI原油先物6月限:1バレル=78.99ドル(△0.61ドル)
金先物6月限:1トロイオンス=2322.3ドル(▲1.9ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)         <発表値>   <前回発表値>
MBA住宅ローン申請指数(前週比)    2.6%      ▲2.3%
3月米卸売売上高(前月比)      ▲1.3%     2.0%・改

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ドル円は3日続伸。米長期金利の指標となる米10年債利回りが4.49%台まで上昇する中、日米金利差を意識した円売り・ドル買いが優勢となった。21時30分過ぎには一時155.68円と日通し高値を付けた。
 市場では「4月29日の年初来高値160.17円から3日の安値151.86円までの下落局面からの半値戻しとなる156.02円が重要なレジスタンスとして意識されている」との指摘があり、1時前には155.37円付近まで下押しする場面もあったが、下値は限定的だった。引けにかけては再び強含み、4時30分過ぎには155.66円付近まで持ち直した。
 なお、コリンズ米ボストン連銀総裁は講演で、「インフレ率を目標の2%に戻すには米経済活動の減速が必要」「利下げを早期に実施することにはリスクがある」などと述べた。

・ユーロドルは小幅続落。新規材料に乏しい中、商いも低調で大きな方向感は出なかった。今日の安値は欧州時間に付けた1.0735ドル、高値はNY時間に付けた1.0757ドルで値幅は0.0022ドル程度と小さかった。

・ユーロ円は3日続伸。英国やドイツの株価指数が史上最高値を更新するなど、欧州株相場が底堅く推移すると円売り・ユーロ買いが優勢となった。23時過ぎには一時167.35円と日通し高値を付けた。ドル円の上昇につれた買いも入った。市場では「政府・日銀による為替介入への警戒感はあるものの、円先安観は揺らがない」との声が聞かれた。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は6日続伸。米利下げ開始が先延ばしになるとの観測が後退する中、この日も買いが続いた。ただ、指数は前日までの5営業日で1000ドル近く上昇しており、ポジション調整目的の売りで下げに転じる場面もあった。
 一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は小幅に続落。エヌビディアやアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)など半導体株の一角に売りが出た。

・米国債券相場で長期ゾーンは6日ぶりに反落。前日までに5日続伸したあとだけに、持ち高調整目的の売りが出た。米10年債入札が「やや低調」と受け止められたことも相場の重しとなった。

・原油先物相場は反発。EIA週間在庫統計で原油在庫が予想よりも取り崩しが大きかったことを受けて需給ひっ迫懸念から買いが強まった。

・金先物相場は小幅に続落。本日は米重要指標の発表がなく、手掛かり材料に乏しい中で方向感が定まらなかった。

(中村)


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