NY株式サマリー(8日)=ダウ172ドル高と6日続伸 昨年12月以来の長期連騰を記録

市場概況
◆ダウ平均: 39056.39 +172.13 +0.44%
◆S&P500: 5187.67 -0.03 0.00%
◆NASDAQ: 16302.756 -29.80 -0.18%

 8日のNY株式相場は高安まちまち。米10年債利回りが上昇し、ウーバーやインテルなどのハイテク株の一角が下落したものの、来週に注目の米4月消費者物価指数(CPI)の発表を控える中、センチメントは引き続き良好だった。ダウ平均は小安く始まったが、終盤に210ドル高まで上昇し、172.13ドル高(+0.44%)で終了。昨年12月以来の6連騰を記録した。一方、ハイテク株主体のナスダック総合は0.65%安まで下落後、0.18%安と2日続落して終了。S&P500は朝方に0.42%安まで下落したものの、0.03ポイント安(0.00%)とほぼ横ばいで終了した。米10年債利回りは前日の4.46%から4.49%に上昇。前日まで5日続伸(利回りは低下)した反動や、米10年債入札がやや低調だったことで売りが優勢だった。投資家の不安心理を示すVIX指数は前日の13.23ポイントから13.00ポイントに低下し、3月末以来の低水準となった。

 ダウ平均採用銘柄は、第2四半期の見通しを引き下げたインテルが2.22%安となったものの、アムジェン、ボーイング、JPモルガン・チェースが2%超上昇し、3銘柄でダウ平均を約96ドル押し上げた。S&P500の11セクターは公益、金融、ITなど4セクターが上昇し、不動産、素材、一般消費財、ヘルスケアなど7セクターが下落した。

 引け後の動きでは、予想を上回る決算を発表したロビンフッドが時間外で4%超上昇。一方、弱い見通しを発表した民泊仲介のエアビーが時間外で8%超下落。半導体設計のアームも時間外で7%超下落。通期売上高見通しが予想を小幅に下回ったことが嫌気された。


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