東京外国為替市場概況・12時 ドル円、じり高

市場概況
 24日の東京外国為替市場でドル円はじり高。12時時点では157.06円とニューヨーク市場の終値(156.93円)と比べて13銭程度のドル高水準だった。実質5・10日(ゴトー日)仲値の買い一巡後、157.00円付近へ下押したものの反発。続落スタート後に一時プラス圏へ持ち直した中国株や日経平均株価の下落幅縮小も支援に。時間外で低下して取引を再開した米10年債利回りが持ち直すなか、157.15円までわずかながら本日のレンジ上限を広げた。昨日高値157.20円を前にやや足踏み気味だが、予想より強かった米経済指標を支援にドル買い・円売りが進んだ昨日NYタイムの流れを盛り返しつつあった。

 ユーロ円は底堅さ維持。12時時点では169.76円とニューヨーク市場の終値(169.73円)と比べて3銭程度のユーロ高水準だった。ドル円じり高による円安地合いを支援に、169.88円まで再び上昇。10時前の仲値公示付近でつけた日通し高値に一時並んだ。

 ユーロドルは小安い。12時時点では1.0808ドルとニューヨーク市場の終値(1.0815ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だった。対円でのドルの動意をにらみつつ限られた値幅で上下。1.0807ドルまで若干下値を広げた。

 NZドルは一時上昇。対ドルで0.6101ドル、対円で95.80円まで強含む場面があった。シルクNZ準備銀行(RBNZ)総裁補の「中銀は国内インフレの強さを過小評価した」「必要であれば金利を引き上げる用意がある」との発言が材料視した動きがいったん強まった。ただ、ほどなく動きを落ち着かせた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.90円 - 157.15円
ユーロドル:1.0807ドル - 1.0815ドル
ユーロ円:169.63円 - 169.88円

(関口)


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