日経平均サマリー(27日)

市場概況
日経平均は反発 後場に強含み高値引け

 27日の日経平均は反発。終値は253円高の38900円。米国株高を好感して、寄り付きから3桁の上昇。前場では上値は重い一方で下値も堅く、38700円台でもみ合う時間が長かった。一方、後場はじわじわと上げ幅を広げる展開。売り手控えムードが強まる中、値上がりに転じる銘柄も増加した。終盤にかけて騰勢を強めると、200円を超える上昇となって高値引け。マイナス圏に沈む場面があったグロース250指数も後場には動きが良くなり、プラス転換から上げ幅を広げて高値圏で終了した。

 東証プライムの売買代金は概算で3兆3800億円。業種別では保険、海運、非鉄金属などが大幅上昇。下落は水産・農林と倉庫・運輸の2業種のみで、精密機器が小幅な上昇にとどまった。iPS細胞から作成した心筋シートに関して、早ければ6月にも厚労省に製造販売承認を申請すると日本経済新聞で報じられたクオリプス<4894.T>が、場中値付かずのストップ高比例配分。反面、キタック<4707.T>は上期で通期の利益計画を超過したものの、見通しの引き上げがなかったことが嫌気されて急落した。

日経平均
 38900.02 +253.91
先物
 38930 +330
TOPIX
 2766.36 +23.82

(越後)


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