東京外国為替市場概況・17時 ドル円、強含み

市場概況
 31日の東京外国為替市場でドル円は強含み。17時時点では157.14円と15時時点(156.80円)と比べて34銭程度のドル高水準だった。東京午後に156円後半の底堅さを確認し、欧州勢の参入とともにドル買いが優勢となった。時間外の米10年債利回りが上昇したことも支えに157円台に乗せ、目立った押しもなく17時過ぎに157.18円まで日通し高値を更新した。

 ユーロドルはもみ合い。17時時点では1.0822ドルと15時時点(1.0820ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準だった。1.0820ドルを挟み上下する展開が続いた。5月仏消費者物価指数(CPI)速報値は予想比下振れしたものの、相場の反応は鈍かった。
 一方、ユーロは対ポンドで堅調となり、0.8520ポンドまで上昇。ユーロポンドのポンド安推移を受け、ポンドドルも1.2700ドルまで下押しした。

 ユーロ円は堅調。17時時点では170.07円と15時時点(169.65円)と比べて42銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の円売りやユーロポンドのユーロ買いなどにつれて、再び170円台に乗せた。17時過ぎに170.13円まで本日レンジの上限を広げている。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.58円 - 157.18円
ユーロドル:1.0811ドル - 1.0835ドル
ユーロ円:169.45円 - 170.13円


(小針)


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