日経平均サマリー(31日)

市場概況
日経平均は4日ぶり大幅反発 後場に上げ幅を拡大

 31日の日経平均は4日ぶり大幅反発。終値は433円高の38487円。30日の米国株は下落したが、セールスフォースが決算で急落した影響を大きく受けた。東京市場ではこの結果をきのう先んじて消化していたことから、米国株安はネガティブ視されず3桁上昇スタート。米国の長期金利が大きく低下したことが安心材料になり、幅広い銘柄に買いが入った。一方、米国ではエヌビディアが大幅安となっており、半導体株の多くは売りが先行。前場では上げ幅を広げてくると半導体株の弱さが意識されて上値が重くなった。

 一方、後場は前引けから100円超水準を切り上げて始まると、上方向に勢いを強める展開。半導体株にも押し目買いが入ってきたことから、値上がり銘柄の多さを素直に好感する流れとなった。終盤にかけては上げ幅を400円超に拡大。節目の38500円を上回る場面もあり、高値圏で取引を終えた。グロース250指数が2.7%高と非常に強い動きを見せた。

 東証プライムの売買代金は概算で7兆7600億円。MSCIの定期見直しに伴うリバランス需要の発生日で商いは膨らんだ。業種別では全業種がプラスで、証券・商品先物、電気・ガス、石油・石炭などが強い上昇。一方、海運、パルプ・紙、食料品などは小幅な上昇にとどまった。1:5の株式分割を発表したトーエネック<1946.T>が急騰。反面、直近で派手に上昇したクオリプス<4894.T>が利益確定売りに押されて大幅に下落した。


日経平均
 38487.90 +433.77
先物
 38490 +490
TOPIX
 2772.49 +46.29


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