NY株式サマリー(6日)=ダウ、3日続伸 S&P500とナスダックは小幅に反落

市場概況
◆ダウ平均:38886.17 +78.84 +0.20%
◆S&P500:5352.96 -1.07 -0.02%
◆NASDAQ:17173.12 -14.78 -0.09%

 6日のNY株式相場は高安まちまち。注目の米5月雇用統計の発表を翌日に控え、様子見姿勢が強まった。ダウ平均はおおむねプラス圏で推移し、78.84ドル高(+0.20%)と3日続伸して終了。一方、S&P500は一時、0.16%高まで上昇し前日に続いて取引時間中の史上最高値を更新したが、0.02%安とわずかながら5日ぶりに反落して終了した。ハイテク株主体のナスダック総合も0.28%高まで上昇し連日で取引時間中の史上最高値を更新したが、0.09%安で終了し、4日ぶりに小幅反落した。時価総額が3兆ドルを上回り、足もとの相場上昇をけん引したエヌビディアは朝方に2.57%高まで上昇し上場来高値を更新したが、1.18%安と4日ぶりに反落して終了した。S&P500の11セクターは一般消費財、エネルギー、生活必需品、ヘルスケアなど7セクターが上昇した一方、公益、資本財、ITの3セクターが下落し、金融が変わらずとなった。

 寄り前に発表された週間新規失業保険申請件数は22.9万件と前週分の22.1万件や予想の22.0万件を上回る弱い結果となった。火曜日の5月JOLTS求人件数や水曜日の5月ADP民間部門雇用者数に続いて労働市場の減速を示すものとなり、米連邦準備理事会(FRB)による利下げ期待が強まった。金曜日に発表される5月雇用統計は非農業部門雇用者数(NFP)が18.5万人増と4月分の17.5万人増から増加が見込まれ、失業率は3.9%と前月から横ばいが予想されている。


OANDA CFD

Provided by
DZH Finacial Research

「投資を面白く、投資家を笑顔に」をスローガンに、株式や為替など様々な金融マーケットの情報を提供。 豊富な経験を持つエキスパートが多数在籍し、スピーディー且つオリジナルな視点からの情報をOANDA Labに配信しています。
会社名:株式会社DZHフィナンシャルリサーチ
所在地:東京都中央区明石町8番1号 聖路加タワー32階
商号等:【金融商品取引業者】投資助言業/【登録番号】関東財務局長(金商)907号


本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
一覧へ戻る

ホーム » マーケットニュース » NY株式サマリー(6日)=ダウ、3日続伸 S&P500とナスダックは小幅に反落