東京外国為替市場概況・12時 ドル円、方向感出ず

市場概況
 12日の東京外国為替市場でドル円は方向感が出なかった。12時時点では157.18円とニューヨーク市場の終値(157.13円)と比べて5銭程度のドル高水準だった。仲値後に157.24円まで買われた後、伸び悩む時間外の米10年債利回りを眺めながら一時157.05円まで下押しした。もっとも大台割れを攻めるほどの勢いはなく、一巡後は157.20円付近まで持ち直した。

 豪ドルはじり高となり、対ドルでは昨日高値0.6614ドルを上抜けて0.6617ドルまで買われた。豪ドル円も104.00円まで上値を伸ばし、5日高値104.01円に迫った。中国インフレ指標の発表後に強含んだオフショア人民元(CNH)につれたような動きだった。

 ユーロ円は底堅い。12時時点では168.84円とニューヨーク市場の終値(168.77円)と比べて7銭程度のユーロ高水準だった。弱い日本や香港株の影響は受けず、豪ドル円につれる形で12時過ぎは168.88円まで上昇した。

 ユーロドルは12時時点では1.0742ドルとニューヨーク市場の終値(1.0741ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。日足一目均衡表・雲の下限1.0737ドルを睨みながらの動きが続いた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.05円 - 157.24円
ユーロドル:1.0735ドル - 1.0743ドル
ユーロ円:168.66円 - 168.88円


(小針)


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