東京外国為替市場概況・10時 ドル円、方向感がない

市場概況
 17日の東京外国為替市場でドル円は方向感がない。10時時点では157.45円とニューヨーク市場の終値(157.40円)と比べて5銭程度のドル高水準だった。前年比マイナス予想だった4月機械受注がプラス結果になると、ドル買いの勢いは一服となった。東京オープン後は日経平均株価が700円超安まで下げ幅を拡大すると157.30円近辺まで下押しした。もっとも、東京仲値の値決めにかけて、先週同様に引き続きドル買いが強まり方向感の定まらない動き。なお、時間外の米10年債利回りは4.24%台まで上昇している。

 ユーロドルは小動き。10時時点では1.0704ドルとニューヨーク市場の終値(1.0703ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。円相場が中心となっていることでユーロドルは小動き。

 ユーロ円はもみ合い。10時時点では168.53円とニューヨーク市場の終値(168.43円)と比べて10銭程度のユーロ高水準だった。総じてドル円の動きに連れた。一時168.74円まで強含んだが、株安を嫌気した円の買い戻しで上値は抑えられ168.35円付近まで下押し。しかし、東京仲値で円売りが入ると下押しも限られ、168円半ばでもみ合いになっている。

 
本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.19円 - 157.66円
ユーロドル:1.0691ドル - 1.0709ドル
ユーロ円:168.18円 - 168.74円


(松井)


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