中国株サマリー(21日)

市場概況
3日続落で3000ポイント割れ、約3カ月ぶり安値を連日で更新

 21日の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日続落。終値は前日比0.24%安の2998.14ポイントだった。深セン成分指数は0.04%安の9064.84ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で6195億9700万元だった。

 上海総合指数はマイナス圏での推移が目立った。後場に入って下げ幅を縮小すると、終盤は心理的節目の3000ポイントを挟んでもみ合ったが、節目をわずかに下回って取引を終えた。終値は3月27日以来、約3カ月ぶりの安値を連日で更新した。値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きもみられたが、中国景気の先行き不透明感や欧米との関係悪化懸念がくすぶるなか、週末を前に持ち高を調整する動きが強まった。人民元安を受け、中国からの資本流出も警戒された。セクター別では、教育とバッテリー素材が全面安。電子化学品や電源設備も売られた。半面、セメント・建材、建設、バイオ製品などが買われた。

 A株市場では、中公教育科技(002607)や華潤三九医薬(000999)の下落が目立ったほか、貴州茅台酒(600519)や紫金鉱業集団(601899)も売られた。半面、安徽コンチセメント(600585)や三一重工(600031)、新希望六和(000876)などが買われた。

 上海B株指数は1.48%安の230.31ポイント、深センB株指数は1.38%安の1110.48ポイント。


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