NY株式サマリー(26日)=ダウ、小幅反発 S&P500が2日続伸

市場概況
◆ダウ平均:39127.80 +15.64 +0.04%
◆S&P500:5477.90 +8.60 +0.16%
◆NASDAQ:17805.16 +87.50 +0.49%

ダウ15ドル高と小幅反発 アマゾン、アップルが上昇しS&P500が2日続伸

 26日のNY株式相場は上昇。米連邦準備理事会(FRB)がインフレ指標として注目する5月個人消費支出(PCE)価格指数の発表を金曜日に控えて様子見姿勢が強まったものの、アマゾン(+3.90%)、アップル(+2.00%)、テスラ(+4.81%)などのメガ・キャップ銘柄の上昇が相場を支えた。

 前日に6.76%高と4日ぶりに大幅反発したエヌビディアはほぼ終日マイナス圏で推移したが、0.25%高と小幅に2日続伸して終了し、予想を上回る決算が好感されたフェデックスは15.53%高と急伸した。

 ダウ平均は朝方に203ドル安まで下落したものの、15.64ドル高(+0.04%)とわずかながら反発して終了。S&P500も0.32%安まで下落後、0.16%高と2日続伸して終了。ハイテク株主体のナスダック総合も0.49%高と2日続伸した。米10年債利回りは前日の4.238%から4.323%に上昇したが、センチメントは改善。投資家の不安心理を示すVIX指数は前日の12.84ポイントから12.55ポイントに低下した。

 S&P500採用銘柄は326銘柄が下落し、上昇は175銘柄にとどまった。S&P500の11セクターは一般消費財(+1.98%)、IT(+0.37%)、コミュニケーション(+0.10%)の3セクターが上昇した一方、エネルギー、金融、公益、ヘルスケアなど8セクターが下落した。上昇率トップの一般消費財ではアマゾンが3.90%高となり、約2カ月ぶりに上場来高値を更新。時価総額は2兆150億ドルと、アップル、マイクロソフト、エヌビディア、アルファベットに続いての2兆ドル企業となった。


OANDA CFD

Provided by
DZH Finacial Research

「投資を面白く、投資家を笑顔に」をスローガンに、株式や為替など様々な金融マーケットの情報を提供。 豊富な経験を持つエキスパートが多数在籍し、スピーディー且つオリジナルな視点からの情報をOANDA Labに配信しています。
会社名:株式会社DZHフィナンシャルリサーチ
所在地:東京都中央区明石町8番1号 聖路加タワー32階
商号等:【金融商品取引業者】投資助言業/【登録番号】関東財務局長(金商)907号


本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
一覧へ戻る

ホーム » マーケットニュース » NY株式サマリー(26日)=ダウ、小幅反発 S&P500が2日続伸