東京外国為替市場概況・8時 ユーロ円、買い先行

市場概況
 1日の東京外国為替市場でユーロ円は買いが先行。8時時点では172.65円とニューヨーク市場の終値(172.39円)と比べて26銭程度のユーロ高水準だった。週末に実施された仏下院選挙の1回目投票では、極右・政党の国民連合(RN)が第1勢力になり、マクロン大統領が率いる与党連合は3番手にとどまる見通しとなった。もっとも、出口調査の結果自体は選挙前の世論調査とほぼ一致しており、予想との乖離も小さかったとの見方から週明けのユーロ相場は買いが先行。前週末につけた高値172.45円を上抜けて、一時172.83円までユーロ導入来の高値を更新した。

 ユーロドルも買いが先行。8時時点では1.0737ドルとニューヨーク市場の終値(1.0713ドル)と比べて0.0024ドル程度のユーロ高水準だった。仏下院選を受けて週明けからユーロ買いが進むなか、一時1.0747ドルまで値を上げた。

 ドル円はもみ合い。8時時点では160.80円とニューヨーク市場の終値(160.88円)と比べて8銭程度のドル安水準だった。週明け早朝の取引ではユーロ絡みの取引が中心となったこともあり、前週末終値を挟んだ水準で方向感は乏しかった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:160.63円-160.94円
ユーロドル:1.0711ドル-1.0747ドル
ユーロ円:172.28円-172.83円

(岩間)


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