中国株サマリー(5日)

市場概況
3日続落で約1週間ぶり安値、銀行株が全面安

 5日の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日続落。終値は前日比0.26%安の2949.93ポイントだった。深セン成分指数は0.25%高の8695.55ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で5748億5000万元だった。

 上海総合指数は終日マイナス圏で軟調に推移した。後場に入って下げ幅を縮小したが、終値は6月27日以来、約1週間ぶり安値を連日で更新した。中国共産党の重要会議、第20期中央委員会第3回全体会議(3中全会)の開催を今月半ばに控えて政策期待は強いものの、4日は米国が独立記念日の祝日でNY市場が休場だったとあって、新規の材料に乏しかった。また、米雇用統計の発表を控えて様子見ムードも強く、相場の重しとなった。セクター別では、銀行が全面安となったほか、保険や電子部品も売られた。半面、貴金属と医療サービスが全面高。製薬や漢方薬も買われた。

 A株市場では、浙江三花智能控制(002050)が大きく下げたほか、中信銀行(601998)や新華人寿保険(601336)も売られた。半面、華東医薬(000963)や東阿阿膠(000423)が買われたほか、王府井集団(600859)や紫金鉱業集団(601899)の上昇も目立った。

 上海B株指数は0.88%高の230.20ポイント、深センB株指数は0.21%安の1124.88ポイント。


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