香港株サマリー(16日)

市場概況
続落、18000ポイント割り約1週間ぶり安値

 16日の香港株式市場で、ハンセン指数は続落。終値は前日比1.60%安の17727.98ポイントだった。中国企業指数は1.64%安の6316.53ポイント。メインボードの売買代金は概算で942億4000万HKドル。

 ハンセン指数は寄り付きで心理的節目の18000ポイントを割ると、その後もマイナス圏で軟調に推移し、終値は10日以来、約1週間ぶり安値だった。中国共産党の重要会議、第20期中央委員会第3回全体会議(3中全会)が開催中とあって、政策期待は強いものの、中国国家統計局が15日に発表した2024年4−6月期国内総生産(GDP)と6月の小売売上高がともに市場予想から下振れしたことで内需の低迷が改めて意識され、相場の重しとなった。

 ハンセン指数構成銘柄では、AIAグループ(01299)やテンセント(00700)が売られて指数を押し下げた。元金総額35億米ドルのH株転換社債(CB)を発行することで引受幹事と契約したと発表した中国平安保険(02318)が5%超下落したほか、康師傅控股(00322)や東方海外(00316)の下落も目立った。半面、舜宇光学科技(02382)やBYDエレクトロニック(00285)が買われた。

 ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は1.35%安の3622.84ポイント。金蝶国際ソフト(00268)やトリップ・ドットコム(09961)、ウェイボー(09898)が下落率上位だった。

(小針)


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