東京外国為替市場概況・17時 ドル円、下げ幅拡大

市場概況
 25日午後の東京外国為替市場でドル円は下げ幅拡大。17時時点では152.19円と15時時点(152.73円)と比べて54銭程度のドル安水準だった。欧州勢参入直後は欧州通貨に対してドルが買われたことで、ドル円も152円後半でもみ合いだった。しかし、153円台も回復できないでいると、時間外の米長期金利が低下したこともあり、17時前には152.06円まで下げ幅を拡大し、日通し安値を更新した。

 ユーロドルは行って来い。17時時点では1.0849ドルと15時時点(1.0844ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ高水準だった。16時過ぎには1.0828ドルまで下押ししたが、昨日安値1.0826ドルを割り込めなかった。その後は、米長期金利の低下もあり徐々に買い戻しが入り、1.0853ドルまでじり高になるなど、レンジは狭いが行って来いの相場となっている。

 ユーロ円は弱含み。17時時点では165.09円と15時時点(165.63円)と比べて54銭程度のユーロ安水準だった。ドル円が下げ渋る局面ではユーロドルの売りが重しになり、ユーロドルの売りが一服するとドル円が下げ幅を広げるなど、総じてユーロ円は軟調な動き。16時過ぎには5月6日以来となる164.90円まで下値を広げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:152.06円 - 153.97円
ユーロドル:1.0828ドル - 1.0853ドル
ユーロ円:164.90円 - 166.87円


(松井)


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