NY株式サマリー(29日)=ダウ49ドル安 メガキャップの決算を控えS&P500とナスダックが小幅続

市場概況
◆ダウ平均: 40539.93 -49.41 -0.12%
◆S&P500: 5463.54 +4.44 +0.08%
◆NASDAQ: 17370.20 +12.32 +0.07%

 29日のNY株式相場は高安まちまち。翌日引け後からのマイクロソフト、アップルなどのメガキャップの決算発表や米連邦公開市場委員会(FOMC)結果公表などの重要イベントを控えてもみ合った。先週まで4週続伸したダウ平均は先週末水準を挟んでもみ合い、49.41ドル安(-0.12%)と3日ぶりに小幅反落して終了。一方、先週まで2週間続落したS&P500とナスダック総合はそれぞれ0.08%高、0.07%高と小幅に2日続伸して終了した。ダウ平均採用銘柄はマクドナルドが3.74%高、ウォルト・ディズニーが2.46%高、メルクが2.01%高、ナイキが1.36%高となった一方、キャタピラー、インテル、3M、セールスフォースなどが1%超下落した。S&P500の11セクターは一般消費財、コミュニケーション、不動産、公益など8セクターが上昇し、エネルギー、IT、金融の3セクターが下落した。

 先週まで3週続伸した小型株指数のラッセル2000は1.09%安と3日ぶりに反落。7月中旬以降、年初から大きく上昇したメガキャップから小型株や景気循環株への資金ローテーションが強まったが、先週末金曜日はメタやマイクロソフトなどに押し目買いの動きがみられた。今週は火曜日引け後にマイクロソフト、水曜日引け後にメタ、木曜日引け後にアップル、アマゾンの決算発表が予定され、メガキャップの動向が注目される。水曜日午後に結果が公表されるFOMCでは政策金利の据え置きが確実視されているが、市場では年内3回の利下げ見通しが強まっており、FOMC声明文や会合後のパウエルFRB議長の記者会見に要注目となる。


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