東京外国為替市場概況・10時 ドル円、底堅い

市場概況
 30日の東京外国為替市場でドル円は底堅い。10時時点では153.96円とニューヨーク市場の終値(154.02円)と比べて6銭程度のドル安水準だった。安寄りした日経平均が下げ幅を広げたことを眺めてリスク回避を意識した円買いが全般強まると、一時153.62円までドル安・円高が進んだ。もっとも日本株の売りが一服すると下げ渋り、ゴトー日(5・10日)の東京仲値に向けては下値を切り上げる展開に。154円台を回復して、一時154.06円まで持ち直した。

 ユーロ円も下値が堅い。10時時点では166.53円とニューヨーク市場の終値(166.67円)と比べて14銭程度のユーロ安水準だった。軟調スタートの日本株を嫌気してクロス円全般が弱含むなか、昨日安値166.24円を下抜けて166.19円まで売られた。その後、株式市場が落ち着きを取り戻すとともに水準を切り上げ、仲値に向けたドル円の上昇にも後押しされて166.65円付近まで買い戻された。

 ユーロドルは戻り鈍い。10時時点では1.0817ドルとニューヨーク市場の終値(1.0821ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。小動きながらも上値は重く、1.0815ドルまでじり安となった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:153.62円 - 154.08円
ユーロドル:1.0815ドル - 1.0824ドル
ユーロ円:166.19円 - 166.77円


(小針)


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