東京外国為替市場概況・8時 ドル円、荒い値動き

市場概況
 7日の東京外国為替市場でドル円は荒い値動き。8時時点では144.56円とニューヨーク市場の終値(144.34円)と比べて22銭程度のドル高水準だった。144円前半でNYから引き継いだ早朝のオセアニア市場は、一時144.73円まで買い戻しが入った。しかし、一方的に買うような地合いでもなく、再び144.30円台まで押し戻されるなど荒い値動き。

 ユーロドルは小動き。8時時点では1.0929ドルとニューヨーク市場の終値(1.0931ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。円相場が中心になっていることで、前日のNY引け値水準近辺で小動き。

 ユーロ円は方向感がない。8時時点では157.99円とニューヨーク市場の終値(157.79円)と比べて20銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇に連れて158.18円まで一時強含んだが上値が抑えられ、157.80円台まで押し戻された。しかし、再び158円台に乗せるなど方向感がなく上下している。

 なお、NZドル円は86.58円まで上昇した。4−6月期の失業率や就業者数増減が予想よりも強かったことや、民間の賃金や平均時給が前回よりも伸びが確認されたことがNZドル買いを促した。また、NZドル/ドルも0.5992ドルまで上値を広げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.29円 - 144.73円
ユーロドル:1.0926ドル - 1.0932ドル
ユーロ円:157.70円 - 158.18円


(松井)


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