中国株サマリー(15日)

市場概況
反発、買い戻しや政策期待が支え ゲーム株が全面高

 15日の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。終値は前日比0.94%高の2877.36ポイントだった。深セン成分指数は0.71%高の8370.12ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で5915億2200万元だった。

 上海総合指数はほぼ終日プラス圏で推移した。前日の米株高が好感されたほか、最近の下落を受けて値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きもみられた。午前に発表された中国の主要経済指標は、7月の小売売上高が市場予想を上回ったものの、7月の鉱工業生産と1−7月の固定資産投資が予想を下回ったことで、中国政府が景気対策を強化するとの期待が広がり、相場を支えた。セクター別では、ゲームが全面高となったほか、自動車や観光・ホテルも買われた。半面、エンジニアリングサービスや貴金属などが売られた。

 A株市場では、ゲーム会社の巨人網絡集団(002558)や三七互娯網絡科技集団(002555)、奥飛娯楽(002292)などが買われたほか、招商銀行(600036)や中国人寿保険(601628)も高かった。半面、海信家電集団(000921)が売られたほか、航空会社の春秋航空(601021)や中国国際航空(601111)も下落した。

 上海B株指数は0.69%高の235.29ポイント、深センB株指数は0.30%高の1105.42ポイント。

(小針)


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