東京外国為替市場概況・12時 ドル円、一転上昇

市場概況
 20日の東京外国為替市場でドル円は一転上昇。12時時点では147.00円とニューヨーク市場の終値(146.59円)と比べて41銭程度のドル高水準だった。まとまった売りに押されて10時過ぎに145.85円まで下押す場面もあったが、この日の日経平均株価が堅調地合いを維持していたこともあり、売りの勢いは長続きしなかった。日経平均が一時700円超高まで上げ幅を拡大したことなどを支えに急ピッチで買い戻しが進み、12時前には147.10円まで反発した。

 ユーロ円も買い戻し。12時時点では162.82円とニューヨーク市場の終値(162.50円)と比べて32銭程度のユーロ高水準だった。ドル円や株価の上昇に伴って買い戻しが進み、一時162.92円まで値を上げた。また、豪ドル円も98.12円の安値から98.80円台まで反発。8月分の豪準備銀行(RBA)議事要旨では「短期的に政策金利を引き下げる可能性は低い」「インフレの進行に確信を持てるまで金融政策は十分に制限的である必要」などの見解が示された。

 ユーロドルは小安い。12時時点では1.1076ドルとニューヨーク市場の終値(1.1085ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ安水準だった。狭いレンジ内推移が続いたが、一時1.1075ドルまで売りに押された。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.85円 - 147.10円
ユーロドル:1.1075ドル - 1.1088ドル
ユーロ円:161.71円 - 162.92円

(岩間)


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