中国株サマリー(20日)

市場概況
4日ぶり反落、利益確定売り優勢 石炭株に売り

 20日の中国本土株式市場で、上海総合指数は4営業日ぶりに反落。終値は前日比0.93%安の2866.66ポイントだった。深セン成分指数は1.24%安の8252.87ポイントと反落。上海、深セン両市場の売買代金は概算で5577億8300万元だった。

 上海総合指数は小高く寄り付いた直後にマイナス圏へ沈み、じりじりと下げ幅を拡大。前日終値は2日以来およそ2週間ぶりの高値だっただけに、幅広い銘柄がいったん利益を確定する売りに押された。終盤は下落率1%前場の水準で下げ渋った。セクター別では石炭と採掘、運輸設備、医療サービス、宝飾品・貴金属、コングロマリットがほぼ全面安となった。一方、バッテリー素材と文化・メディアの一角が逆行高。

 A株市場では、百貨店運営の王府井集団(600859)、環境マネジメントの東江環保(002672)が安い。自動車製造の重慶長安汽車(000625)、自動車部品の華域汽車系統(600741)、車載電池関連の寧波杉杉(600884)は大幅に続落。テック株の大族激光科技産業集団(002008)、三安光電(600703)、用友網絡科技(600588)も売られた。半面、銀行株の中国工商銀行(601398)、中国建設銀行(601939)、寧波銀行(002142)が続伸した。家電の美的集団(000333)も高い。

 上海B株指数は1.48%安の231.61ポイントと3営業日続落。深センB株指数は1.54%安の1088.29ポイントと続落した。


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