日経平均サマリー(26日午前)

市場概況
日経平均は3日ぶり大幅反落 グロース250が大幅上昇

 26日の日経平均は3日ぶり大幅反落。前引けは419円安の37944円。米国株高は好感できず、円高進行を嫌気して寄り付きから200円を超える下落。23日の米国では長期金利が低下して半導体株が大きく上昇したが、日本の半導体株への好影響は限られた。円高を受けてトヨタ<7203.T>など自動車関連が大きく売られており、指数は早い時間に節目の38000円を割り込んだ。そこから下げ幅を500円超に拡大。37800円台に入ったところでは売り一巡感が出てきて下げ渋ったが、戻りは鈍く前引けでは38000円を下回った。米長期金利の低下と大型株のさえない動きを受けて新興グロース株に資金が向かっており、グロース250指数が3.8%高と大きく上昇している。

 東証プライムの売買代金は概算で1兆6800億円。業種別ではパルプ・紙、空運、水産・農林などが上昇している一方、輸送用機器、医薬品、銀行などが下落している。円高による収益改善期待から、ニトリホールディングス<9843.T>や神戸物産<3038.T>など小売の一角が大幅上昇。反面、小売でも百貨店は円高進行によるインバウンド消費減退が警戒されており、三越伊勢丹ホールディングス<3099.T>やエイチ・ツー・オー リテイリング<8242.T>などが大幅に下落している。



日経平均
 37944.68 -419.59
先物
 37900 -510
TOPIX
 2654.33 -30.39


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