日経平均サマリー(26日)

市場概況
日経平均は3日ぶり大幅反落 グロース250指数が5%近い上昇

 26日の日経平均は3日ぶり大幅反落。終値は254円安の38110円。ジャクソンホール会議でパウエルFRB議長から利下げを示唆する発言が出てきたことを受けて、23日の米国株は大幅上昇。一方、米10年債利回りが低下したことで、為替市場ではドル安・円高が進行した。

 米国株高は好感できず、円高を嫌気して200円超下げて始まると、開始早々に節目の38000円を割り込んだ。37800円台に突入し、500円超下げたところで売りは一巡したが、自動車株が軒並み安となった上に、米半導体株の上昇を受けても国内半導体株の反応が案外で、下げ渋った後もさえない動きが続いた。ただ、前場で一気に水準を切り下げた分、後場は下押し圧力が和らぎ、終盤にかけては下げ幅を縮小。200円を超える下落とはなったものの、38100円台まで戻し、大引けが後場の高値となった。米長期金利の低下に新興グロース株が強い反応を示しており、グロース250指数が4.9%高と派手に上昇。後場も買いの勢いは緩まず高値引けとなった。

 東証プライムの売買代金は概算で3兆3200億円。業種別ではパルプ・紙、空運、不動産などが上昇した一方、輸送用機器、銀行、ゴム製品などが下落した。配当見通しを引き上げたオービックビジネスコンサルタント<4733.T>が大幅上昇。半面、円高が逆風となったトヨタ<7203.T>が3%を超える下落となった。


日経平均
 38110.22 -254.05
先物
 38040 -370
TOPIX
 2661.41 -23.31


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