NY株式サマリー(27日)=ダウが小幅ながら連日で高値更新 エヌビディアが上昇しS&P500、ナスダ

市場概況
◆ダウ平均:41250.50 +9.98 +0.02%
◆S&P500:5625.80 +8.96 +0.16%
◆NASDAQ:17754.82 +29.05 +0.16%

 27日のNY株式相場は上昇。翌日引け後のエヌビディアの決算発表を控えた様子見が続いたものの、前日に2.25%下落したエヌビディアが1.46%高と反発し、半導体株やハイテク株の上昇をけん引した。ダウ平均は前日終値を挟んでもみ合ったが、9.98ドル高(+0.02%)とわずかながらプラス圏で終了。前日に続いて終値の過去最高値を更新した。前日に下落したS&P500とナスダック総合もともに0.16%高と小幅に反発して終了した。S&P500の11セクターは、IT、金融、不動産など6セクターが上昇し、エネルギー、公益、一般消費財、コミュニケーションなど5セクターが下落。ダウ平均採用銘柄はナイキ、ハネウェルが1%超上昇し、アマゾン・ドット・コム、シェブロン、ジョンソン・エンド・ジョンソンが1%超下落した。

 水曜日引け後に発表されるエヌビディアの決算は、メガキャップや半導体株の行方を決める重要なイベントとみられており、人工知能(AI)ラリーの持続性を巡り、決算やガイダンスへの注目が高まっている。金融政策を巡っては、先週のジャクソンホール会議でパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が利下げに踏み切ることを示唆したが、時期や利下げ幅への言及は無く、FRBがインフレ指標として注視する金曜日発表の7月個人消費支出 (PCE)価格指数に要注目となる。


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