NY株式サマリー(28日)=ダウ159ドル安と4日ぶり反落 時間外ではエヌビディアが大幅安

市場概況
◆ダウ平均:41091.42 -159.08 -0.39%
◆S&P500:5592.18 -33.62 -0.60%
◆NASDAQ:17556.03 -198.79 -1.12%

 28日のNY株式相場は下落。引け後に決算発表を控えるエヌビディアが売られ、ハイテク株の下落を主導した。エヌビディアのGPUを搭載するサーバーを手掛けるスーパー・マイクロ・コンピューターが、決算発表が遅れると発表し急落したことも半導体株の重しとなった。ダウ平均は朝方に100ドル高まで上昇したものの、一時408ドル安まで下落し、159.08ドル安(-0.39%)で終了。4日ぶりの反落となった。S&P500とナスダック総合はほぼ横ばいでスタートしたものの、それぞれ0.60%安、1.12%安と反落して終了。S&P500の11セクターは金融、ヘルスケアを除く9セクターが下落。ITが1.30%安、一般消費財が1.05%安となり、コミュニケーション、エネルギーも0.6-0.8%下落した。ダウ平均採用銘柄はアメリカン・エキスプレス、アムジェン、メルクが0.7-0.8%上昇した一方、ナイキ、インテル、セールスフォースが2%超下落し、シスコ・システムズ、ディズニー、ボーイング、アマゾンも1%超下落した。

 引け後に決算発表したエヌビディアは予想を上回る増収増益となり、当四半期の売上高見通しも市場予想を上回ったが、株価は時間外で6%超下落して取引されている。一方、予想を上回る決算や通期利益見通しを引き上げたセールスフォースは時間外で約3%上昇。クラウドストライクも決算が予想を上回り、時間外で一時4%超上昇。アファーム・ホールディングスは強い見通しが好感され時間外で15%高と急伸した。


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