海外マーケットトピック−OPECプラス、10月からの減産縮小の延期を検討−関係筋

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<市場動向>
・米国株式市場−ダウ小反発、ナスダックは続落
・米債券市場−10年物国債利回り、3.76%に低下
・NY原油先物−10月限の終値は前営業日比1.14ドル安の1バレル=69.20ドル
・NY金先物−12月限は前営業日比3.0ドル高の1トロイオンス=2526.0ドル
・CME225先物−大阪取引所比で下落、36725円で引け
・VIX指数−21.32に上昇 米労働市場の一段の減速を懸念

<海外経済指標>
・7月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数 767.3万件、予想 810.0万件
・7月米製造業新規受注(前月比) +5.0%、予想 +4.7%
・米MBA住宅ローン申請指数(前週比) +1.6%、前回 +0.5%

<国内外の要人発言>※時間は日本時間
・4日23:05 ボスティック米アトランタ連銀総裁
「労働市場が徐々に緩和する中でソフトランディングの可能性を予測」
「賃金上昇は物価安定に寄与する水準に後退」
「ビジネス関係者によると、労働市場は緩和傾向にあるものの、依然として概ね安定している」
「現在はインフレと同等に最大雇用目標を重視している」
「インフレリスクが引き続き低下するよう、FRBは警戒を怠らない必要がある」
「リスクが残っているため、インフレに対する勝利を宣言する準備はまだできていない」
「価格圧力は急速に、そして広範囲に減少している」
「ビジネス関係者の間ではパニックは起きていないが、経済と労働市場は勢いを失っていると述べている」
「最近のインフレ報告は、インフレが2%への持続可能な道を進む可能性が高いという自信を強めている」
「経済のソフトランディングは近いかもしれない」
「制限的な政策スタンスを長く維持してはならない」
・5日03:00 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
「米経済活動は3地区でわずかに拡大した一方、横ばいまたは縮小したと報告した地区の数は5地区から9地区に増加した」
「雇用は全体的に安定していたが、企業が必要なポジションのみを埋め、勤務時間やシフトを減らし、または人員削減によって雇用全体を下げたという報告が散発的にあった。それでもレイオフの報告はまれだった」
「全体として、賃金の伸びは緩やかだった」
「製造業活動はほとんどの地区で減少し、2地区はこれらの減少はセクターの継続的な縮小の一部であると指摘した」
「ほとんどの地区で住宅販売の軟調さが示された」
「今後数カ月間は経済活動が安定または多少改善すると全般的に予想しているものの、3地区は若干の減少を予想」
「雇用はここ数週間、概ね横ばいから若干の上昇となった」
「5地区では全体の従業員数が若干または緩やかな増加となったが、いくつかの地区では企業がシフトや勤務時間を削減し、募集中の職種を空席のままにしたり、自然減で従業員数を減らしたりしたと報告」
「雇用主は需要と不透明な経済見通しへの懸念を理由に、採用においてより慎重になり、従業員数を増やす可能性は低くなった」
「全体として、賃金は最近の報告書で説明されている減速傾向に沿って緩やかなペースで上昇した」
「全体として、物価は緩やかに上昇した」
「ただ、3地区では販売価格のわずかな上昇のみが報告された」
「多くの地区では、輸送費と保険料の両方が引き続き上昇していると報告」
「今後数カ月で価格とコスト圧力が安定するか、さらに緩和すると予想」

<一般ニュース>
・OPECプラス、10月からの減産縮小の延期を検討−関係筋=ロイター
・米政権、日本製鉄のUSスチール買収阻止に近づく−関係筋=ロイター
・独VW、コスト削減策で説明会 従業員は経営陣批判=ロイター
・米大幅利下げ観測強まる、弱い求人統計に反応−逆イールドが一時解消=BBG
・エヌビディア、米司法省から「文書提出命令を受けていない」=BBG
・カナダ中銀が政策金利を4.25%に下げ、3会合連続−追加緩和を示唆=BBG
・ベライゾンが同業フロンティアの買収で交渉、5日にも発表か−関係者=BBG
・北朝鮮が地方当局者数十人を処刑、大規模水害発生で−報道=BBG


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