東京外国為替市場概況・17時 ドル円、底堅い

市場概況
 9日午後の東京外国為替市場でドル円は底堅い。17時時点では143.16円と15時時点(142.90円)と比べて26銭程度のドル高水準だった。欧州勢参入後に欧州通貨を中心にドル買いが進むと、ドル円も買い戻しが進み143.36円まで強含んだ。買いの勢いもやや収まってはいるが下押しも限られ、143円前半で底堅さを維持している。

 ユーロドルはじり安。17時時点では1.1059ドルと15時時点(1.1069ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利が先週末引け値よりも高水準で取引されていることによる、ドルの買い戻しが欧州入り後には進んだ。ユーロドルは先週末安値1.1066ドルを下抜け1.1055ドルまでじり安。ポンドドルも先週安値を下抜け1.3091ドルまで弱含んだ。

 ユーロ円は堅調。17時時点では158.32円と15時時点(158.18円)と比べて14銭程度のユーロ高水準だった。欧州通貨安に連れて158.05円近辺まで売られたが、徐々にドル円の買い戻しの勢いが増したことで158.50円まで上値を広げ堅調推移。欧州株が揃って反発していることもクロス円を支えた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:141.96円 - 143.36円
ユーロドル:1.1055ドル - 1.1091ドル
ユーロ円:157.41円 - 158.50円


(松井)


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