NY株式サマリー(13日)=ダウ297ドル高 S&P500とナスダックが今年最大の週間上昇率

市場概況
◆ダウ平均: 41393.78 +297.01 +0.72%
◆S&P500: 5626.02 +30.26 +0.54%
◆NASDAQ: 17683.98 +114.30 +0.65%

 13日のNY株式相場は続伸。米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が来週17-18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での0.50%の利下げ観測を示したことなどで大幅利下げ期待が再び高まった。センチメントが一段と改善し、株式市場はほぼ全面高となった。ダウ平均は一時437ドル高まで上昇し、297.01ドル高(+0.72%)と3日続伸して終了。S&P500とナスダック総合もそれぞれ0.54%高、0.65%高と、ともに5日続伸。S&P500は7月16日に付けた取引時間中の最高値まで0.73%に迫って終了した。業種別ではS&P500の全11セクターが上昇。公益、コミュニケーションが1%超上昇し、資本財、素材、生活必需品も0.6%-0.9%高となった。

 週間ではS&P500が4.02%高、ナスダック総合が5.95%高とともに今年最大の週間上昇率を記録し、ダウ平均も2.60%上昇した。S&P500の11セクターは、エネルギーを除く10セクターが週間で上昇。ITが7.33%高、一般消費財が6.14%高、コミュニケーションが4.27%高となり、資本財、不動産、公益、素材も3%超上昇した。

 大幅利下げ観測を受けて米10年債利回りは前日の3.680%から3.655%に低下した。CMEのフェドウォッチ・ツールの9月FOMCでの0.25%利下げ前日の72%から55%に低下し、0.50%の利下げ確率は45%に上昇した。 

(羽土)


OANDA CFD

Provided by
DZH Finacial Research

「投資を面白く、投資家を笑顔に」をスローガンに、株式や為替など様々な金融マーケットの情報を提供。 豊富な経験を持つエキスパートが多数在籍し、スピーディー且つオリジナルな視点からの情報をOANDA Labに配信しています。
会社名:株式会社DZHフィナンシャルリサーチ
所在地:東京都中央区明石町8番1号 聖路加タワー32階
商号等:【金融商品取引業者】投資助言業/【登録番号】関東財務局長(金商)907号


本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
一覧へ戻る

ホーム » マーケットニュース » NY株式サマリー(13日)=ダウ297ドル高 S&P500とナスダックが今年最大の週間上昇率