NY株式サマリー(18日)=ダウ103ドル安と続落 0.50%の大幅利下げを受け・・・

市場概況
◆ダウ平均:41503.10 -103.08 -0.25%
◆S&P500:5618.26 -16.32 -0.29%
◆NASDAQ:17573.30 -54.76 -0.31%

 18日のNY株式相場は下落。注目された米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.50%の大幅利下げが決定されたことで買いが優勢となったが、その後は利益確定売りや景気後退(リセッション)懸念から売りが優勢となった。ダウ平均は午後のFOMC 結果公表を控え前日終値を挟んでもみ合ったが、0.50%の利下げを受けて375ドル高まで上昇し、3日連続で取引時間中の史上最高値を更新した。しかし、買い一巡後は売りに押され、103.08ドル安(-0.25%)と2日続落して終了した。S&P500も一時、0.98%高まで上昇し、連日で取引時間中の史上最高値を更新したが、0.29%安と8日ぶりに反落して終了した。ハイテク株主体のナスダック総合も1.16%高まで上昇後、0.31%安と反落して終了した。S&P500の11セクターはエネルギー、コミュニケーションの2セクターが上昇したものの、公益を筆頭に、IT、生活必需品、素材、不動産など9セクターが下落した。

 米連邦準備制度理事会(FRB)はFF金利の誘導目標を従来の5.25-5.50%から4.75-5.00%へと0.50%引き下げた。0.50%利下げを受けて米10年債利回りは前日の3.642%から一時3.634%まで低下(価格は上昇)したが、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が会見で利下げを急がない姿勢を示したことで売りが優勢となり、3.713%に上昇して終了した。年内の利下げ見通しを巡ってはFOMCメンバーのFF金利見通し(ドット・プロット)で12月末の中央値が4.375%となり、年内残り2回のFOMCで0.50%の追加利下げの可能性が示唆された。


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