東京外国為替市場概況・12時 ドル円、上昇一服

市場概況
 19日の東京外国為替市場でドル円は上昇一服。12時時点では143.20円とニューヨーク市場の終値(142.29円)と比べて91銭程度のドル高水準だった。時間外の米10年債利回りが3.73%台まで上昇するのをながめ、一時143.95円まで上昇。ただ、6日高値144.01円が目先の抵抗として意識されると、米長期金利の上昇一服も重なり143.10円台まで押し戻された。

 ユーロ円は伸び悩み。12時時点では158.99円とニューヨーク市場の終値(158.20円)と比べて79銭程度のユーロ高水準だった。日経平均が上げ幅を拡大する中、159.42円まで続伸。もっとも、日足・一目均衡表の基準線159.52円を前に伸び悩むと、ドル円の失速も重しとなって158.90円台まで下押す場面も見られた。

 豪ドル円は堅調。日経平均の上げ幅が一時1000円超となるのをながめてじり高で推移すると、12時前に97.33円まで上昇した。なお、豪8月雇用統計は失業率が予想と一致、就業者数は予想より増加したが内訳の正規雇用は減少となるなど、まちまちな結果だった。

 ユーロドルは下げ渋り。12時時点では1.1102ドルとニューヨーク市場の終値(1.1119ドル)と比べて0.0017ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の上昇が重しとなって1.1069ドルまで下押すも、金利上昇に一服感が出ると1.1100ドル前後まで値を戻した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:141.89円 - 143.95円
ユーロドル:1.1069ドル - 1.1124ドル
ユーロ円:157.78円 - 159.42円


(川畑)


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