東京外国為替市場概況・17時 ドル円、強含み

市場概況
 24日午後の東京外国為替市場でドル円は強含み。17時時点では144.45円と15時時点(144.10円)と比べて35銭程度のドル高水準だった。植田日銀総裁の発言を受けて、日銀の早期利上げ観測が後退したとの思惑を背景に買いが先行。昨日高値の144.46円を上抜けて、一時144.68円と4日以来の高値を更新した。もっとも、その後は急ピッチで値を上げてきた反動から調整が入り、144.20円台まで押し戻される場面も見られた。

 ユーロドルは下値が堅い。17時時点では1.1127ドルと15時時点(1.1116ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ高水準だった。15時30分過ぎに1.1104ドル付近まで弱含む場面があったが、本日安値の1.1103ドル手前で下値の堅さを確認すると、欧州勢の本格参入後には1.1132ドルの高値まで買い戻しが入った。

 ユーロ円は17時時点では160.72円と15時時点(160.17円)と比べて55銭程度のユーロ高水準だった。円売りの流れに沿って一時160.92円まで上昇。その後はドル円と同じく買い一服となったが、ユーロドルが上昇した影響も同時に受けたため、下押しは限られた。 


本日これまでの参考レンジ
ドル円:143.38円 - 144.68円
ユーロドル:1.1103ドル - 1.1132ドル
ユーロ円:159.24円 - 160.92円

(岩間)


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