中国株サマリー(26日)

市場概況
大幅に7日続伸、3000ポイント超え 3カ月ぶり高値

 26日の中国本土株式市場で、上海総合指数は大幅に7営業日続伸。終値は前日比3.61%高の3000.95ポイントだった。深セン成分指数は4.44%高の8916.65ポイントと4日続伸。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆1624億3500万元だった。

 上海総合指数は小動きで始まった後、次第に上げ幅を拡大。大引け間際に心理的節目の3000ポイントを上抜け、終値ベースで6月20日以来およそ3カ月ぶり高値を付けた。中国当局が今月24日に追加の金融緩和と資本市場支援策、不動産業下支え策を発表した上、中国共産党中央政治局がこの日開いた会議で「景気変動を抑える財政・金融政策を強化し、必要な財政支出を確保する」と強調し、買い安心感が広がった。幅広いセクターが上昇するなか、不動産・建材と食品・飲料、証券、観光が大幅高となった。

 A株市場では不動産開発の保利発展控股集団(600048)、招商局蛇口工業区控股(001979)、万科企業(000002)、白酒大手の瀘州老窖(000568)と宜賓五糧液(000858)、白物家電の海信家電集団(000921)、特定用途無線大手の海能達通信(002583)がストップ高を付けた。一方、送電技術の国電南瑞科技(600406)、発電の国投電力控股(600886)が逆行安。

 上海B株指数は1.70%高の247.40ポイントと7日続伸。深センB株指数は3.51%高の1127.71ポイントと4日続伸した。


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