NY株式サマリー(26日)=ダウ260ドル高と反発 S&P500は最高値を更新

市場概況
◆ダウ平均:42175.11 +260.36 +0.62%
◆S&P500:5745.37 +23.11 +0.40%
◆NASDAQ:18190.29 +108.08 +0.60%

 26日のNY株式相場は上昇。予想を上回る決算や強い見通しを発表したマイクロン・テクノロジーが14.73%高となり半導体株が軒並み上昇したほか、新規失業保険申請件数などの経済指標が強い結果となりソフトランディング期待が高まったことも追い風となった。前日に293ドル安と5日ぶりに反落したダウ平均は終日プラス圏で推移し、260.36ドル高(+0.62%)と反発して終了。S&P500も0.40%高と反発。一時、0.79%高まで上昇し、3日連続で取引時間中の史上最高値を更新し、終値で2日ぶりに最高値を更新した。ハイテク株主体のナスダック総合は0.60%高と4日続伸し、史上最高値まで3%未満に迫って終了した。S&P500の11セクターは素材の1.97%高を筆頭に、IT、金融、資本財など7セクターが上昇し、エネルギー、不動産、公益など4セクターが下落した。上昇率トップの素材では中国の景気刺激策を好感しフリーポート・マクモランが7.45%高となった。ITではマイクロン・テクノロジーのほか、ウエスタン・デジタルやアプライド・マテリアルズが6%超上昇し、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が3.47%上昇した。

 経済指標は新規失業保険申請件数が21.8万件と予想の22.5万件を下回り、労働市場の堅調さを示した。8月耐久財受注は-2.6%の減少予想に対して変わらずとなり、4-6月期GDP確報値も同改定値の+3.0%が据え置かれた。総じて堅調な経済指標を受けてソフトランディング期待が高まり、米10年債利回りは前日の3.78%から3.80%に上昇した。

(小針)


OANDA CFD

Provided by
DZH Finacial Research

「投資を面白く、投資家を笑顔に」をスローガンに、株式や為替など様々な金融マーケットの情報を提供。 豊富な経験を持つエキスパートが多数在籍し、スピーディー且つオリジナルな視点からの情報をOANDA Labに配信しています。
会社名:株式会社DZHフィナンシャルリサーチ
所在地:東京都中央区明石町8番1号 聖路加タワー32階
商号等:【金融商品取引業者】投資助言業/【登録番号】関東財務局長(金商)907号


本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
一覧へ戻る

ホーム » マーケットニュース » NY株式サマリー(26日)=ダウ260ドル高と反発 S&P500は最高値を更新