NY株式サマリー(3日)=ダウ76ドル安と小幅続落 S&P500とナスダックは連日で最高値更新

市場概況
◆ダウ平均: 44705.53 -76.47 -0.17%
◆S&P500: 6049.88 +2.73 +0.05%
◆NASDAQ:19480.91 +76.96 +0.40%

 3日のNY株式相場は高安まちまち。主要3指数が最高値圏で推移し、高値警戒感が意識される中、週末金曜日の米11月雇用統計の発表を控えた様子見も強まり幅広い銘柄が下落した。ダウ平均は一時132ドル高まで上昇する場面もあったが、76.47ドル安(-0.17%)と小幅に2日続落して終了。S&P500は前日終値を挟んでもみ合い、0.05%高とわずかながらプラス圏で終了。3日続伸し、前日に続いて終値の過去最高値を更新した。ハイテク株主体のナスダック総合も0.40%高と3日続伸。2日連続で取引時間中と終値の史上最高値を更新した。S&P500の11セクターはコミュニケーション(+1.12%)、IT(+0.56%)、一般消費財(+0.13%)の3セクターが上昇した一方、公益(-0.88%)を筆頭に、金融、資本財、不動産、生活必需品など8セクターが下落した。S&P500採用の503銘柄は、347銘柄が下落し、上昇は154銘柄にとどまった。センチメントは引き続き改善。投資家の不安心理を示すVIX指数は前日の13.34ポイントから13.30ポイントに低下。わずかながら4日連続で低下し、7月16日以来の低水準となった。

 経済指標では10月JOLTS求人件数が774.4万件と前月分の737.2万件から増加し、市場予想の747.5万件を上回った。強い求人件数を受けて米10年債利回りは前日の4.194%から4.226%に上昇した。今週金曜日に発表される11月雇用統計は、非農業部門雇用者数(NFP)が20.0万人増と、ハリケーンの影響で1.2万人増にとどまった10月分から大幅な増加が見込まれている。一方、失業率は10月分の4.1%から4.2%に悪化が予想されている。


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