東京外国為替市場概況・10時 豪ドル、弱含み

市場概況
 4日の東京外国為替市場で豪ドルは軟調。7-9月期豪国内総生産(GDP)が前期比・前年比ともに予想を下回る伸びに留まると、上昇して始まっていた豪州の中長期金利の上げ幅が大幅に縮小した。この動きに連れて豪ドルも売られ、対ドルでは0.6463ドル、対円では96.78円まで弱含んだ。なお、豪準備銀行(RBA)理事会は来週9−10日に開かれる。

 ドル円は小高い。10時時点では149.86円とニューヨーク市場の終値(149.60円)と比べて26銭程度のドル高水準だった。今週に入り149円半ばや後半では本邦勢からの買い意欲が根強く10時過ぎには149.95円まで一時上昇した。なお、続伸して始まった日経平均はマイナスに転じているが為替市場の反応は鈍い。

 ユーロドルは小幅安。10時時点では1.0499ドルとニューヨーク市場の終値(1.0509ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ安水準だった。対円や対豪ドルでのドル買いに連れてユーロドルは小幅ながらも下押しが優勢。

 ユーロ円は小幅高。10時時点では157.35円とニューヨーク市場の終値(157.20円)と比べて15銭程度のユーロ高水準だった。ドル相場となっていることで値動きは限定的だが、ドル円の買い意欲がユーロドルの売りを上回っていることでユーロ円は小幅高。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.53円 - 149.95円
ユーロドル:1.0497ドル - 1.0512ドル
ユーロ円:157.14円 - 157.42円


(松井)


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