中国株サマリー(4日)

市場概況
4日ぶり反落、終盤に下げ幅拡大 利益確定売りが重し

 4日の中国本土株式市場で、上海総合指数は4営業日ぶりに反落。終値は前日比0.42%安の3364.65ポイントだった。深セン成分指数は1.02%安の10604.01ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆6631億2600万元だった。

 上海総合指数は安く始まった後、中盤は前日終値付近でもみ合ったが、終盤に再びマイナス圏に沈み、下げ幅を拡大した。来年の経済運営の基本方針を決める中央経済工作会議が今月開催されるとあって、追加の景気対策への期待は強いものの、指数は前日まで3営業日続伸し、終値で11月14日以来およそ3週間ぶりの高値を付けており、利益を確定する売りが優勢となった。セクター別では、ゲームと教育、医療サービスが全面安となったほか、文化・メディアや太陽光発電設備などを中心に幅広いセクターで売りが優勢だった。半面、石炭や石油、汎用設備の一角が買われた。

 A株市場では、連日で大幅上昇していた広州汽車集団(601238)が利益確定の売りに押されたほか、上海汽車集団(600104)や奥飛娯楽(002292)、晶澳太陽能科技(002459)の下落も目立った。半面、米国がイランの石油部門に追加制裁を発表したことを受け、原油価格が上昇するとの見方からペトロチャイナ(601857)やシノペック(600028)が買われた。

 上海B株指数は0.62%安の276.81ポイント、深センB株指数は0.23%高の1222.77ポイント。


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