東京マーケットダイジェスト・5日 円高・株高

スポット
(5日15時時点)
ドル円:1ドル=149.93円(前営業日NY終値比▲0.66円)
ユーロ円:1ユーロ=157.82円(▲0.48円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0526ドル(△0.0015ドル)
日経平均株価:39395.60円(前営業日比△119.21円)
東証株価指数(TOPIX):2742.24(△1.64)
債券先物12月物:142.98円(▲0.18円)
新発10年物国債利回り:1.065%(△0.015%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.38300%(△0.01000%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)
      <発表値>   <前回発表値>
対外対内証券売買契約等の状況(前週)
対外中長期債
    9224億円の取得超 7791億円の処分超・改
対内株式
    6077億円の処分超 4458億円の処分超・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は弱含み。朝方から150円台半ばを挟んだ水準で神経質に上下していたが、国内輸出企業からの売りに押されて次第に上値が重くなった。ハト派とされている中村日銀審議委員が「利上げに反対しているわけではない、データに基づいて判断するべき」などの見解を示すと、日銀の追加利上げへの思惑から149.70円まで売りに押された。

・ユーロ円も弱含み。158円台前半でのもみ合いから徐々に上値が重くなり、中村日銀審議委員の発言を手掛かりに157.60円まで弱含んだ。

・ユーロドルは小高い。1.05ドル台前半の狭い値幅で推移したが、ドル円の下落を受けて一時1.0530ドルまで値を上げた。

・日経平均株価は4日続伸。昨日の米国株価指数が過去最高値を更新したことを受け、本日の東京市場でも買いが先行した。もっとも、その後は短期的な過熱感が意識されて利益確定目的の売りに押される展開に。中村日銀審議委員の発言を受けて、日銀の追加利上げ観測が高まったことも相場の重しとなった面がある。

・債券先物相場は3営業日ぶりに反落。持ち高調整目的の売りが先行した。30年物国債入札を無難に通過したことで買い安心感から下値を切り上げる場面もあったが、中村日銀審議委員の発言が伝わると再び売りに押された。

(岩間)


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