中国株サマリー(6日)

市場概況
続伸、3400ポイント回復し約3週間ぶり高値

 6日の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。終値は前日比1.05%高の3404.08ポイントだった。深セン成分指数は1.47%高の10791.34ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆7888億4700万元だった。

 上海総合指数は前日終値付近でもみ合った後、上げ幅を拡大し、中盤以降はプラス圏で堅調に推移。終値で心理的節目の3400ポイントを回復し、11月13日以来、約3週間ぶりの高値を付けた。きょう夜に米雇用統計が発表されるとあって、上値が重くなる場面もあったが、来年の経済運営の基本方針を決める中央経済工作会議が11−12日に開かれると伝わっており、政策期待の買いが指数を押し上げた。セクター別では、保険やゲーム、公共事業が全面高となったほか、文化・メディア、教育などが買われた。半面、電機、自動車部品などが売られた。

 A株市場では、新華人寿保険(601336)や中国太平洋保険(601601)など保険株が買われたほか、中国国際航空(601111)や中国東方航空(600115)など航空株も高かった。年末年始の映画が公開される11月22日−12月31日の映画興行収入(予約販売も含む)が10億元を突破したと伝わり、万達電影(002739)や華誼兄弟伝媒(300027)、博納影業集団(001330)など関連銘柄も高かった。半面、上海汽車集団(600104)や広州汽車集団(601238)など自動車株が売られたほか、永輝超市(601933)や海能達通信(002583)も安かった。

 上海B株指数は0.86%高の279.53ポイント、深センB株指数は0.52%高の1229.50ポイント。


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