東京外国為替市場概況・15時 豪ドル、下落

市場概況
 10日午後の東京外国為替市場で豪ドル/ドルは0.6380ドルまで下落した。豪準備銀行(RBA)理事会は予想通りに政策金利を4.35%に据え置いたが、声明文で「インフレの上振れリスクは緩和。消費者物価指数は持続的に目標に戻ると確信」とハト派的な見解が示された。豪ドル円は96.46円まで下落した。しかしブロックRBA総裁が「金利引き下げについては議論せず」「インフレ上昇リスクは緩和しているが、消え去ったわけではない」などと述べたことで、下値は限定的だった。
 
 ドル円は弱含み。15時時点では150.93円と12時時点(151.19円)と比べて26銭程度のドル安水準だった。米10年債利回りが4.18%台へ低下したことで、一時150.90円まで下値を広げた。

 ユーロドルは小高い。15時時点では1.0562ドルと12時時点(1.0553ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ高水準だった。米10年債利回りが4.18%台へ低下したことで、1.0563ドルまでわずかに上値を伸ばした。

 ユーロ円は弱含み。15時時点では159.41円と12時時点(159.56円)と比べて15銭程度のユーロ安水準だった。ドル円が弱含みに推移したことに連れて、一時159.38円まで下値を広げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:150.90円 - 151.55円
ユーロドル:1.0545ドル - 1.0563ドル
ユーロ円:159.38円 - 159.88円

(山下)


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