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中国株サマリー(22日)

市場概況
続落、米中対立の激化を警戒 3210ポイント付近で下値堅い

 22日の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。前場終値は前日比0.89%安の3213.62ポイントだった。深セン成分指数は0.77%安の10225.87ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆1358億5500万元だった。

上海総合指数は安く寄り付いた後、序盤に下げ幅を拡大した。トランプ米大統領が中国からの輸入品に対して2月1日から10%の追加関税を課すことを検討していると記者会見で明らかにしたことを受け、米中対立の激化が警戒された。もっとも、3210ポイント付近では下げ渋ると、中盤以降はおおむね同水準でもみ合った。

 セクター別では、不動産サービスが全面安となったほか、不動産開発、商業・百貨店、観光・ホテルなども安い。半面、貴金属が堅調だった。

 A株市場では、不動産開発の保利発展控股集団(600048)、万科企業(000002)、招商局蛇口工業区控股(001979)がそろって安い。ゲーム関連の奥飛娯楽(002292)、電子機器受託製造サービス(EMS)大手の立訊精密工業(002475)、太陽光発電関連の晶澳太陽能科技(002459)、航空会社の春秋航空(601021)なども売られた。半面、テック株の一角が買われ、富士康工業互聯網(601138)がストップ高を付けたほか、上海宝信ソフト(600845)、曙光信息産業(603019)も大幅高となった。

 上海B株指数は0.34%高の262.81ポイント、深センB株指数は0.16%安の1188.47ポイント。


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