中国株サマリー(23日)

市場概況
3日ぶり反発、中長期資金取り込み実施案を好感も上げ幅縮小

 23日の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日ぶりに反発。終値は前日比0.51%高の3230.16ポイントだった。深セン成分指数は0.49%安の10176.17ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆3552億8500万元だった。

 上海総合指数は終日プラス圏で推移した。寄り付き後ほどなく一気に上げ幅を拡大したが、その後は徐々に上げ幅を縮小した。中国証券監督管理委員会(CSRC)や財政部、中国人民銀行(中央銀行)など6部門が中長期の投資資金取り込みに向けた実施案を共同で発表したことが好感されたが、中国では来週28日から春節(旧正月)の大型連休が始まるとあって、持ち高調整の売りが相場の重しとなった。セクター別では、保険や銀行が全面高となったほか、証券や教育、鉄道・道路も買われた。半面、バッテリー素材が全面安となったほか、貴金属やコンシューマーエレクトロニクスなどが売られた。

 A株市場では、新華人寿保険(601336)や中国人寿保険(601628)、中国工商銀行(601398)や中国建設銀行(601939)などが大幅高となったほか、万科企業(000002)や招商局蛇口工業区控股(001979)など不動産株も買われた。半面、中興通訊(000063)や歌爾(002241)が大きく下げたほか、国電南瑞科技(600406)や紫金鉱業集団(601899)も安かった。

 上海B株指数は0.27%高の263.52ポイント、深センB株指数は0.45%高の1193.86ポイント。


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