東京マーケットダイジェスト・24日 円下値堅い、株小幅安

スポット
ドル円:1ドル=155.35円(前営業日NY終値比▲0.70円)
ユーロ円:1ユーロ=162.36円(▲0.18円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0451ドル(△0.0036ドル)
日経平均株価:39931.98円(前営業日比▲26.89円)
東証株価指数(TOPIX):2751.04(▲0.70)
債券先物3月物:140.67円(▲0.26円)
新発10年物国債利回り:1.225%(△0.020%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) 
      <発表値>  <前回発表値>
12月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く総合)
前年同月比  3.0%      2.7%
12月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品・エネルギー除く)
前年同月比  2.4%      2.4%
日銀金融政策決定会合(日銀金融市場調節目標)
     0.50%に引き上げ  0.25%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は上値が重い。朝方から底堅い動きとなり、日銀が市場予想通りに0.50%への利上げを決めた直後には156.41円まで上昇する場面も見られた。ただ、同時に公表された日銀展望レポートで物価見通しが引き上げられ、日銀が今後も利上げを続ける姿勢を示したとの見方が広がると一転して売りに押される展開となり、一時155.01円まで反落した。

・ユーロ円も上値が重い。ドル円と同様に日銀に金融政策発表後は荒い値動きとなった。発表直後に163.26円まで上昇したものの、その後は全般に円買いが強まった流れに沿って161.92円まで失速した。

・ユーロドルは強含み。トランプ米大統領が「中国に対して関税を使わざるを得ない状況は避けたい」と発言したことを受けてドル売りが強まるなか、一時1.0458ドルまで値を上げた。

・日経平均株価は5営業日ぶりに小幅反落。日銀の金融政策公表後は節目の4万円を挟んだ水準で神経質に上下したが、次第に前日終値付近で相場も落ち着いた。引け後の植田日銀総裁の会見を見極めたいとの思惑が広がり、積極的な売買は手控えられた格好だ。

・債券先物相場は3日続落。しばらくは前日終値付近での方向感を欠いた動きとなっていたが、日銀の金融政策公表後は下押し圧力が高まった。日銀の追加利上げ姿勢が確認されたことが重しとなり、一時140円59銭まで下押しした。

(岩間)


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