香港株サマリー(24日)

市場概況
3日ぶり反発、2万ポイント回復 トランプ発言が支え

 24日の香港株式市場で、ハンセン指数は3日ぶりに反発。終値は前日比1.86%高の20066.19ポイントだった。中国企業指数は2.06%高の7312.16ポイント。メインボードの売買代金は概算で1598億HKドル。

 ハンセン指数は序盤に上げ幅を拡大。上昇率が2%を超えると伸び悩んだものの、心理的節目の20000ポイントを上抜けて終えた。トランプ米大統領が中国に対する関税に消極的な発言をしたと伝わり、買い安心感につながった。トランプ氏は23日夜(香港時間24日午前)放送の『FOXニュース』で、中国との通商交渉の合意成立に自信を示し、関税は「中国は望んでいないし、私もどちらかと言えば使わずに済む方が良い」と語った。

 ハンセン指数構成銘柄では、前日安かったスマートフォン関連の舜宇光学科技(02382)、小米集団(01810)、BYDエレクトロニック(00285)が大幅に上昇。オンライン旅行会社のトリップ・ドットコム(09961)、電動工具の創科実業(00669)、半導体ファウンドリーのSMIC(00981)、医薬品通販の京東健康(06618)も高い。一方、都市ガスの新奥能源(02688)が続落。香港不動産株の九龍倉置業地産(01997)、恒隆地産(00101)が売られた。

 ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は%高のポイントと3日ぶりに反発した。企業向けクラウドの金蝶国際ソフト(00268)が9%超上昇した。生成AIソフトウエアのセンスタイム(00020)も大幅高。半面、ライブコマースの東方甄選(01797)、半導体製造装置のASMPT(00522)が下落した。


OANDA CFD

Provided by
DZH Finacial Research

「投資を面白く、投資家を笑顔に」をスローガンに、株式や為替など様々な金融マーケットの情報を提供。 豊富な経験を持つエキスパートが多数在籍し、スピーディー且つオリジナルな視点からの情報をOANDA Labに配信しています。
会社名:株式会社DZHフィナンシャルリサーチ
所在地:東京都中央区明石町8番1号 聖路加タワー32階
商号等:【金融商品取引業者】投資助言業/【登録番号】関東財務局長(金商)907号


本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
一覧へ戻る

ホーム » マーケットニュース » 香港株サマリー(24日)