中国株サマリー(28日)

市場概況
 3日ぶり反落で2週間超ぶりの安値、トランプ関税を嫌気

 28日の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日ぶりに反落。終値は前日比1.98%安の3320.90ポイントだった。深セン成分指数は2.89%安の10611.24ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆8670億2400万元だった。

 上海総合指数は終日マイナス圏で軟調に推移し、ほぼ一本調子で下げ続けると、終値は11日以来、2週間超ぶりの安値だった。トランプ米大統領が27日、中国からの輸入品に3月4日から10%の追加関税を課すと自身のSNSに投稿したことを受け、米中の対立激化などが警戒されたほか、2月の製造業購買担当者景気指数(PMI)の発表をあすに控えて様子見ムードも広がり、相場の重しとなった。セクター別では、電機や通信サービス、半導体などが売られた半面、採掘や酒造、化学肥料の一角が買われた。

 A株市場では、奥飛娯楽(002292)や海能達通信(002583)、寧波均勝電子(600699)、曙光信息産業(603019)などが大幅安となった。半面、寧波杉杉(600884)や中信銀行(601998)、東阿阿膠(000423)、北京燕京ビール(000729)などが買われた。

 上海B株指数は1.01%安の260.58ポイント、深センB株指数は1.63%安の1199.45ポイント。


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